日本を訪れた外国人の中には「日本のスーパーが凄すぎる」という人もたくさんいます。
それは多くの外国人YouTuberをはじめ、SNSなどからでも明らかでしょう。
私たち日本人が当たり前に利用している日本のスーパーですが、海外とはどう違うのでしょうか。
今回は、日本と海外のスーパーを比較しながら、外国人が日本のスーパーのどんな点で驚くのかを紐解いていきます。
同じように外国人に驚かれるコンビニについては下記記事にて紹介しています。
日本のコンビニで「時間が溶けた」外国人が本気で驚く日本のコンビニ事情とは
日本のスーパーとは

まずは、私たち日本人が想像する「日本のスーパー」というものをおさらいしてみましょう。
高度経済成長と共に進化した、日本のスーパーの歴史
日本のスーパーマーケットが全国に広がったのは、高度経済成長期です。
都市部への人口集中、共働き世帯の増加、流通網の整備とともに、効率的に商品を仕入れ、安定価格で販売するスーパーが急速に普及しました。
その後も、POSシステムの導入や物流の高度化、プライベートブランド商品の開発などを通して、日本のスーパーは独自の進化を遂げてきました。
日本のスーパーは単なる「食料品店」ではなく、生活を支えるインフラへと成長したのです。
一般的に考える「スーパー」とは
日本人にとってスーパーとは、
• 食料品が揃う場所
• 日用品もまとめて買える場所
• 夕食のおかずを買う場所
• 仕事帰りに立ち寄る場所
といった、日常生活の延長線上にある存在です。
特別な場所ではなく、「あって当然」の施設と言えるでしょう。
日本人の目から見た「素晴らしい」スーパーとは?
日本人が評価するスーパーのポイントは、
• 品質の良さ
• 清潔さ
• 価格の安定
• 品揃えの豊富さ
• 接客の丁寧さ
です。
しかし、これらは海外から見ると「当たり前」ではありません。
むしろ、驚くべき水準なのです。
海外の主なスーパー事情

では、海外のスーパー事情はどうなのでしょうか。
何もかもがデカすぎる?車必須のスーパー
アメリカやヨーロッパでは、郊外型の大型スーパーが主流です。
売り場面積は日本の数倍ということも珍しくありません。
その代わり、徒歩圏内にスーパーがあるとは限らず、基本は車移動です。
まとめ買いが前提で、冷蔵庫も巨大。日常の買い物スタイルそのものが日本とは違います。
サービスは最小限?セルフ文化
海外では「サービスは必要最低限」という考え方が一般的です。
レジ袋は有料、袋詰めは基本セルフ。
接客もフレンドリーではありますが、日本のような丁寧さや細やかさはあまり見られません。
それが悪いわけではなく、文化の違いです。
しかし、日本の接客を体験すると「ここまでやるの?」と驚く人が多いのも事実です。
刺身は売ってない?日本と違う生鮮食品の取り扱い
海外のスーパーでは、刺身がそのままパックで並んでいることはほとんどありません。
生魚を食べる文化がない国も多く、生鮮食品の扱い方も異なります。
肉も大きな塊で売られることが多く、日本のような繊細な加工は一般的ではありません。
海外の人が驚く日本のスーパーとは

では日本のスーパーにおいて、外国人が実際に驚くポイントを見ていきましょう。
まるで高級ホテル!?丁寧過ぎる接客
「いらっしゃいませ」の声かけ、整然と並ぶ商品、きれいな制服。
レジでは商品を丁寧に扱い、袋詰めまで配慮される。
海外の人からすると、日本のスーパーは“日常版の高級店”に見えることもあります。
清潔さも徹底されており、床や棚にゴミが落ちていることはほとんどありません。
レストランでは?メニューが豊富過ぎるお惣菜コーナー
日本のスーパーの惣菜コーナーは圧巻です。
揚げ物、煮物、寿司、丼、サラダ、デザート。
まるで小さなフードコートのような充実度です。
仕事帰りにそのまま夕食を買えるという利便性は、海外の人から見ると非常に合理的で羨ましい環境です。
また、お弁当・おかずだけ・ご飯だけ、というように購入者の食卓事情に合わせたカスタマイズが容易な点も魅力的です。
海外ではあり得ない!お刺身がそのまま並んでいる衝撃
日本では当たり前の刺身パック。
しかし、海外では「生魚が普通に売られている」こと自体が驚きです。
しかも価格は手頃。
鮮度も高く、安全管理も徹底されています。
これは流通システムと衛生管理レベルの高さの象徴とも言えるでしょう。
薄切り肉という日本独自の進化
外国人が特に驚くのが「薄切り肉」です。
しゃぶしゃぶやすき焼き用の極薄スライス、それにお財布に優しい切り落とし。
これらは海外ではあまり見られません。
家庭料理に合わせて肉を細かく加工して販売するという発想は、日本ならではの食文化と流通の融合です。
日本独自の神文化?値引きシールやサービスタイム
夕方になると貼られる値引きシール。
これも外国人にとっては面白い文化です。
フードロス対策にもなり、消費者にとっても嬉しい仕組み。
時間帯によって価格が変わるという柔軟な運用は、日本のスーパーの賢さを感じさせます。
日本のスーパーの値引きタイムは、私たち日本人にとっては時に「戦場」とも言われますが、実際に目撃した外国人によると「あれで暴動が起きないなんて信じられない」という日本人の秩序を感じさせる光景のようです。
スーパーは小さなインフラ?豊富なサービス
日本のスーパーには、食料品以外のサービスも充実しています。
• ATM
• 宅配受付
• 公共料金支払い
• クリーニング受付
• ポイントカード制度
単なる買い物場所ではなく、「生活の拠点」として機能しています。
これが全部徒歩圏内で完結!?羨まし過ぎる環境
そして最大のポイントは“密度”です。
都市部では徒歩圏内にスーパーがあり、高品質な商品とサービスが手に入る。
日本のスーパーは、
品質
利便性
価格
サービス
清潔さ
これらを高い水準で同時に満たしています。
これこそが、外国人が「凄すぎる」と感じる理由なのです。
また、多くのスーパーが駅前に必ずと言っていいほど出店しているのも、利便性を象徴していますね。
スーパーと関わりが深い交通機関に関しては下記記事にて紹介しています。
「日本の鉄道は秒単位で正確」外国人が本気で驚く日本の鉄道事情とは
「日本社会の縮図がここにある」外国人が驚く“日本のバス”の本当の凄さ
家から一歩も出ない?進化し続けるネットスーパー
近年、外国人が驚く日本のスーパー文化のひとつが「ネットスーパー」の存在です。
スマートフォンやパソコンから注文するだけで、生鮮食品や日用品がその日のうちに自宅へ届く。
これは海外ではまだ当たり前とは言えません。
特に在住外国人からは、
• 「肉や魚までオンラインで頼めるの?」
• 「しかも時間指定できるの?」
• 「当日に届くってどういうこと?」
といった声も聞かれます。
生鮮食品まで対象という安心感
日本のネットスーパーでは、
• 野菜
• 刺身
• 精肉(薄切り肉含む)
• 惣菜
• 冷凍食品
まで注文可能です。
品質管理が徹底されているため、
「オンライン=質が落ちる」というイメージがほとんどありません。
高齢者・子育て世帯を支えるインフラ
ネットスーパーは単なる便利サービスではなく、
• 高齢者
• 子育て世帯
• 体調不良時
• 災害時
などにも活躍する、生活インフラの一部となっています。
特に外国人にとっては、
「スーパーが“来てくれる”社会」
という感覚自体が新鮮に映るようです。
宅配との連動が生む効率社会
日本はもともと配送網が発達しているため、
• 時間指定
• 冷蔵・冷凍管理
• 丁寧な梱包
が高水準で実現しています。
スーパー単体の凄さではなく、物流と組み合わさっている点が日本独自の強みと言えるでしょう。
ネットスーパーを支える、日本の配送サービスに関しては下記記事で詳しく紹介しています。
在住外国人が本気で驚く日本の配送サービス|翌日配達・クール便・宅配ボックスの異常な完成度
まとめ
日本のスーパーは、私たちにとって当たり前の存在です。
しかし海外と比較すると、その水準の高さがよく分かります。
丁寧な接客、豊富な惣菜、刺身や薄切り肉、値引き文化、そして徒歩圏内の利便性。
日本のスーパーは、単なる商業施設ではありません。
日本社会の細やかさと合理性が凝縮された、小さな生活インフラなのです。
だからこそ、日本を訪れた外国人が思わず動画を撮りたくなるのかもしれません。


コメント